フェアレディZ (S30)の純正レース用オプション品として販売されていたマッハステアリングは一般的に有名ですが、1972年頃のハコスカワークスカーには外径は同じですが、明らかにグリップ径が太くなっているブラックスポークのステアリングが装着されていました。
これは長谷見選手の雑誌のインタビューで明かされているように、彼が細身のグリップ径を嫌って太い仕様を作ってもらった物を他の選手達も気に入って使用したからだと思われます。
外径約380mm、グリップ径約27mm仕様です。
平均的な日本人の手に一番しっくりくるグリップ径だと思います。
オリジナルに忠実にスポーク表側の刻印無、裏側のみに刻印有の仕様です。
実際に安全に使用して頂けるようにスポークの厚みは5mmに変更していますので、オリジナルのような極端な「しなり」はありません。
今回当時のワークス仕様のブラック仕様を製作するにあたり、アウターリング角タイプもブラックアルマイト仕様で製作致します。
当時物のオリジナルのボスやホーンボタンをお持ちの方はそのままステアリング交換のみでのご使用も可能です。
S30 Zや箱スカ等の日産車に適合する専用のアルミ削り出し風アダプター付きボスを製作致しました。(シルバー¥24,200、艶消しブラック¥27,500)
ホーンボタンASSYは角タイプ・シルバーが¥27,500、ブラックが¥28,600です。