今回、380mm外径仕様のマッハ ステアリングのレプリカを製作するにあたり、熱烈なマッハ ファンの方より貴重な実物をお借り致しましたので、撮影した詳細画像を公開致します。
初期の日産レース用純正OP品と思われるタイプと革は失われてしまっていますが、グリップ径のかなり太い仕様の後期アフター物と思われるブラックスポークタイプとの比較が面白いと思います。
後期アフター物と思われるブラックスポークは細かいブラスト(ショット)が当たっているようで艶消しのアルマイトのような仕上がりです。
スポークやスリットの仕上が現代的で、刻印が彫刻になっている等工作精度向上や機械化が見てとれると思います。
マクロで撮影しますと刻印の微妙な字体の違いが良く見えますが、肉眼ではほとんど分かりません。
日産純正OPタイプ380mm外径のマッハ ステアリング レプリカは刻印にも当然気を遣って仕上げました。
また、何故マッハステアリングがMOMOやナルディと異なるM6ボルト4本留めになっているのかを検証した個人的見解を国産旧車ステアリング資料室2に綴っております。